続:JDev vs J2SE 5.0

引き続き、JDev で J2SE 5.0を使ったレポートです。
J2SE 5.0 の新構文コードの記述、たとえばgenericsを使った次のようなコードを書きます(インポート文などは適当に足してください)。

public class TestClass 
{
  public static void main(String[] args) {
    List list = new ArrayList();

    for (int i = 0; i < 10; i++)
      list.add(new Integer(i));

    Iterator it = list.iterator();
    while (it.hasNext())
      System.out.println(it.next());
  }
}|<
  • コード・エディタや構造ウィンドウの構文チェックは、さすがにこの構文に対応してないようで、構文エラーとして認識されます。
    1. コード・エディタの構文エラーの下線を出さないようにするには
      設定の「コード・エディタ - Java - 下線」で、「Java構文エラーに下線」「Javaセマンティック・エラーに下線」のチェックをはずす
    2. 構造ウィンドウの構文エラーを出さないようにするには
      設定の「コード・エディタ - Java - 構造 - フィルタ」で、「構文エラー」のチェックをはずす
  • このコードを(Antでコンパイルの回避策を使った上で*1 )実行しようとすると、コンパイルは成功するのですが、実行のときにも何かチェックしているようで、実行する前にエラーでストップします。
    • 回避するには、Antからの実行をするしかなさそうです。次のようにAntビルド・ファイルに追加して、このビルド・ターゲットを実行するようにしましょう
 
   
  

*1:前回を参照