Servlet API クラスのクィックJavadocを表示させるには
JDeveloperでサーブレットのソースを開いて、たとえば、HttpServletResponse のクィックJavadocとか、Javadoc参照をしても表示されません。
これは、JDeveloperに事前登録済みの「Servlet Runtime」というライブラリに、ソース・パスやドキュメント・パスがないからです*1。
でも、Servlet Runtimeはシステム・ライブラリなので、編集ができません。
...どうしよう。
こうするとよいことがわかりました。
- まずは、日本語のServlet APIソースを作成します。
- 「ライブラリの管理」で、新規ユーザー・ライブラリを作成
- ライブラリ名を「Servlet Runtime」にする
*** システム・ライブラリの名前と同じにするのがミソ - クラスパスもシステム・ライブラリのServlet Runtimeと同じにする
- ソースパスは、さっき作ったものを使用します。
- ドキュメント・パスは「http://www.ingrid.org/jajakarta/servletapi/servletapi-4.0/docs-ja/」ですね
- ライブラリ名を「Servlet Runtime」にする
- これでOK。新規プロジェクトでサーブレットを作ると、システム・ライブラリではなく、ユーザー・ライブラリの方のServlet Runtimeが設定されます(!)ので、クィックJavadocは日本語で出るし、参照Javadocも日本語で出るし、Good。
*1:メニューの「設定=>ライブラリの管理」