Servlet API クラスのクィックJavadocを表示させるには

jkidd2004-09-15

JDeveloperサーブレットのソースを開いて、たとえば、HttpServletResponse のクィックJavadocとか、Javadoc参照をしても表示されません。
これは、JDeveloperに事前登録済みの「Servlet Runtime」というライブラリに、ソース・パスやドキュメント・パスがないからです*1
でも、Servlet Runtimeはシステム・ライブラリなので、編集ができません。
...どうしよう。
こうするとよいことがわかりました。

  1. まずは、日本語のServlet APIソースを作成します。
    • ソースは、JaJakartaに公開されている「servletapi-ja-4.0-src.zip」*2を使用します。
      これには、Servlet API日本語ソースと、日本語Javadocが入っています。が、残念なことに、ソースがEUCエンコードになっていますので、shift_jis に変換する必要があります。
    • zipを適当な場所に解凍し、MergeDoc*3を利用して、MS932エンコードのソースを作っておきます。
  2. 「ライブラリの管理」で、新規ユーザー・ライブラリを作成
  3. これでOK。新規プロジェクトでサーブレットを作ると、システム・ライブラリではなく、ユーザー・ライブラリの方のServlet Runtimeが設定されます(!)ので、クィックJavadocは日本語で出るし、参照Javadocも日本語で出るし、Good。

*1:メニューの「設定=>ライブラリの管理」

*2:http://www.jajakarta.org/site/translation.html.ja.sjis

*3:http://d.hatena.ne.jp/jkidd/20040705 参照